2018/01/29

時間や距離の感覚を通して思うこと



あれしてこれして、あれどうだったかな、って考えていると時間が足りないように思う。
苦手なことをずっとやっていると、時計の針が1ミリも動いていないような気持ちになる。
花の可愛いポイントをまじまじと見つめたり、猫たちが眠る姿を観察したり、音や言葉を人と交わしたりするとき、時間は早くも遅くもない、「時間」というものの存在を忘れている。

「距離」についても同じ感覚。
だから時間や距離って幻だと、最近ますます思っている。
それらのことを「制限」と捉えていると生まれてきにくいアイデアや行動が、外れてくると生まれる。

そんなことをこのごろぽちぽち感じながら、わたしってまだまだわたしのことを知らないなぁと思うと同時に、これからなにがどんなふうに生まれてくるのかなと、知らない(ようできっと忘れているだけの)わたしにどきどきしています。

何はともあれ、よく耳を澄まして、閉じ込めているものがあったら解いて、大切なものをまっすぐ愛でて、毎日の一つひとつを味わって暮らすことが今できることで、それしかないなと思う。
それがいいなと思う。

一瞬一瞬生まれてくる音に寄り添うこと。